- 2026年1月12日
【久留米中央病院で肝臓再生医療を受けてこられた患者様へ】
肝臓病専門医による治療の継続と、当院のサポート体制について

神戸市西区のさいとう内科クリニック院長の斉藤雅也です。
久留米中央病院で肝臓再生医療を受けておられた患者様から、当院で肝臓再生治療を継続して行えないかというお問い合わせをいただくことが増えてきています。久留米中央病院の板野先生が急逝され、閉院となったことに際し、主治医を失い不安な日々を過ごされている皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
皆様がこれまで積み重ねてきた治療の歩みを止めないよう、当院が責任を持って、肝臓病専門医による再生医療を引き継がせていただきます。
今回は、当院で安心して治療を継続していただくためのサポート体制について詳しくお伝えします。
1.肝臓病に特化した「専門医」による一貫した管理体制

当院の再生医療は、心臓や神経といった他疾患への応用は行わず、あくまで肝臓病(肝炎・肝硬変・肝不全)の再生に特化しています。
国内唯一の体制
肝臓病専門医が自ら肝臓病に特化した再生医療を牽引しているクリニックは、国内で当院のみです(2026年1月現在)。
専門的見地からの診断
日本肝臓学会認定の肝臓病専門医である院長が、最新の知見に基づき、皆様の肝臓の状態(線維化や炎症の度合い)を精緻に診断し、最適な治療計画を策定します。
2.「標準治療」と「再生医療」の両軸による相乗効果

再生医療は「魔法の杖」ではなく、適切な標準治療(お薬や食事・運動療法)の土台があってこそ、その真価を発揮します。
治療薬の最適化
当院では再生医療と並行して、専門的な見地から利尿剤や肝性脳症改善薬、抗ウイルス薬などの調整をきめ細やかに行っています。
根本へのアプローチ
標準治療で病状をコントロールしつつ、再生医療(自己脂肪由来幹細胞点滴)によって肝臓の炎症を鎮め、硬くなった組織の修復・再生を促すことで、病気の進行を根本から食い止めることを目指します。
3.実感いただける「QOL(生活の質)」の向上

当院で実際に治療を受けられた患者様からは、血液データの改善だけでなく、日々の暮らしにおける前向きな変化が数多く報告されています。
・体調の改善:ASTやALTの数値改善、むくみの軽減が見られています。
・気力の回復:深刻なだるさ(倦怠感)が和らぎ、「少しずつ外出できるようになった」「自分で身の回りのことができるようになった」といった、自立度の向上が見られています。
・合併症の抑制:腹水の減少や、肝性脳症の発生頻度の低下などが見られています。
4.受診を検討されている皆様へ
これまでの治療データは、今後の治療をより安全かつ効果的に進めるための大切な「地図」となります。

・紹介状(診療情報提供書)がなくても受診可能です。当院にてしっかりと治療経過を聴取させていただき、血液検査や腹部エコー検査も行い、精緻に評価させていただきます。
・ご持参いただきたい資料:もしお手元にございましたら、血液検査結果、腹部エコー検査結果、CT検査結果、胃カメラ検査結果などをご持参いただけますと、よりスムーズな移行が可能になります。
・遠方の患者様へ:当院ではオンライン診療システム「Curon(クロン)」を用いたオンライン事前相談を受け付けております。来院される前に、まずはご自宅から院長と直接お話しいただくことが可能です。
まとめ:健康のバトンを繋ぐために

皆様が久留米中央病院で歩んでこられた治療は、決して無駄にはなりません。肝臓という「命の工場」を守るためのリレーにおいて、私たちがしっかりとバトンを受け取り、ゴールである「長く、あなたらしい生活」へと伴走させていただきます。
「肝硬変がこれ以上進行するのは怖い」「標準治療だけの治療に戻るのは不安」「一人で肝硬変という病気を抱え込んで生活するのはつらい」その不安な心境は、多くの患者様から寄せられるメッセージです。
当院では、そういった気持ちを少しでも和らげられるよう、患者様と二人三脚で病気に立ち向かっていけるよう、精一杯取り組んでいます。
どうか命を授かった以上、自分の人生を簡単に諦めないでください。私たちとともに前を向いて病気に立ち向かっていきましょう。
- 院長
- 斉藤雅也 Masaya Saito
日本肝臓学会 肝臓病専門医 Hepatologist, The Japan Society of Hepatology - 所在地
- 〒651-2412
兵庫県神戸市西区竜が岡1-15-3
(駐車場18台あり) - 電話
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- 電話:078-967-0019
- 携帯電話:080-7097-5109
