• 2026年3月19日

【未来の医療】薬漬けの「つぎはぎ治療」から、自分の細胞で体を根本から直す「フルリノベーション」へ

こんにちは。

神戸市西区のさいとう内科クリニック院長の斉藤雅也です。

本日は、当院が力を入れている「再生医療」の将来の可能性と、私たちが目指す新しい医療のあり方についてお話しいたします。

■ 現代の一般的な治療は「つぎはぎ」状態?

現在の保険診療では、生活習慣病を例に挙げると、高血圧症なら血圧を下げる降圧薬、脂質異常症ならコレステロールを下げるスタチン薬、糖尿病なら血糖降下薬というように、それぞれの疾患ごとに個別の薬を使って治療していくのが一般的です。

これは例えるなら、体に穴が空いた部分をその都度ふさいでいく「つぎはぎ治療」と言えます。年齢を重ねて複数の不調が重なると、飲む薬の種類がどんどん増えてしまい、毎日の服薬管理だけでも大きな負担となってしまいます。

■ 再生医療は、体内の「フルリノベーション」

このつぎはぎ治療に対して、再生医療は体を根本から立て直す「フルリノベーション治療」と呼ぶことができます。

機能が落ちた臓器を治す手段として臓器移植がありますが、これにはさまざまなリスクが伴います。しかし再生医療は、臓器ごと取り替えるのではなく、ご自身の体から採取した細胞を培養し、増えた幹細胞を点滴で体内に戻す治療です。この幹細胞が、自分自身の困っている臓器へと届き、臓器そのものの再生を促してくれます。

現在も、すでに病気を抱えておられる患者様に再生医療を行うことで、臓器の再生が促され、確かな改善効果が得られるケースが多数見られています。

■ 近い将来の常識へ。発症「前」に備える再生医療

そして私が考える再生医療の最大の可能性は、病気になってから行うのではなく、「病気の発症予防」のために行うという新しい考え方です。

たとえば、まだ病気を発症していない20代から30代のお若い時期に、ご自身の脂肪を少しだけ採取し、幹細胞点滴のための細胞を長期間「冷凍ストック」しておきます。そして、生活習慣病のリスクが高まり始める40代を迎えた頃から、随時その幹細胞を点滴して体内をリノベーションしていくのです。

■ 薬の煩わしさから解放される未来

これは、単なる美容目的のアンチエイジングではありません。

将来、生活習慣病や認知症を患い、毎日たくさんの薬を飲んだり点滴を受けたりしなければならない現在の「つぎはぎ治療による煩わしさ」を軽減するためのものです。

若いうちから再生医療によって適宜体内をリノベーションしつつ健康を維持していくことで、将来的に生活習慣病や認知症を患うリスクが格段に減少し、「一生薬を手放せない生活」から解放される未来が期待できます。

■ さいとう内科クリニックの使命

再生医療はまだ新しい治療法であり、世間に広く浸透しているとは言えません。

しかし、当院がこの希望ある医療の先駆けとなれますよう、安全性に十分な配慮を行いながら、まずは現在の「肝臓再生医療」に全力を尽くしてまいります。

薬に頼り続ける生活から抜け出し、ご自身の細胞の力で根本からの健康を取り戻したいとお考えの方は、ぜひ一度当院へご相談ください。

さいとう内科クリニック
院長
斉藤雅也 Masaya Saito
日本肝臓学会 肝臓病専門医 Hepatologist, The Japan Society of Hepatology
所在地
〒651-2412
兵庫県神戸市西区竜が岡1-15-3
(駐車場18台あり)
電話
  • 電話:078-967-0019
  • 携帯電話:080-7097-5109
アクセス
当院は、神戸市西区と明石市の境界付近に位置しており、明石市からも徒歩圏内です。実際に、明石市方面からも多くの患者様(肝臓病・一般内科)にご来院いただいております。駐車場も完備しておりますので、お車での通院も便利です。